韓国中銀:追加利上げの公算、世界経済にはリスク-9日政策決定会合

韓国銀行(中央銀行)は、9日の 金融政策決定会合で政策金利の引き上げを実施する可能性が高い。世 界の景気回復鈍化リスクが同国輸出の見通しを不透明にしているもの の、物価上昇圧力に対処する姿勢を打ち出すとみられる。

ブルームバーグ・ニュースがエコノミストを対象に実施した調査 によると、14人中10人が、今週の会合で政策金利の7日物レポ金利 は0.25ポイント引き上げられ2.5%に設定されると予想。残り4人 は据え置きを見込んでいる。韓国中銀は7月、世界的な金融危機後初 の利上げを実施し、政策金利を過去最低の2%から0.25ポイント引 き上げていた。

韓国の1-6月(上期)成長率は輸出主導で10年ぶり高水準と なり、物価上昇圧力が高まりつつある。金仲秀(キム・ジュンス)中 銀総裁は最近、米経済がリセッション(景気後退)に逆戻りするリス クは金融政策上で最も大きな懸念の1つとしながらも、7月の利上げ だけではインフレ抑制に不十分な可能性があるとの見解を示している。

キャピタル・エコノミクスのエコノミスト、スキ・ウビ氏(ロン ドン在勤)は「韓国中銀は手遅れにならないよう行動し、年内は前倒 しで利上げを実施するだろう」と予想。ただ、世界経済のリスクから 同中銀が利上げを中断する「可能性も依然として大きい」と話した。

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