東洋水株は反発、北米即席めんの回復期待-シティ証「買い」に格上げ

東洋水産の株価が反発。米大手スー パー、ウォルマートの販売戦略変更の影響などから、北米の即席めん事 業の売り上げが回復するとの見方が出て、買いが優勢となった。東証1 部上場銘柄の約8割が下落するなか、株価は前日比2.5%高の1853円 まで逆行して上昇した。

シティグループ証券の三浦信義アナリストは、「北米事業の復活を 予想」と題するリポートを7日付で発表。「北米即席めん事業の売り上 げが10-12月(第3四半期)以降、プラス転換すると考える」とし、 投資判断を「ホールド」から「買い」、目標株価を2100円から2600円 に引き上げた。

東洋水産が7月30日に発表した4-6月の北米即席めん事業の売 上高は前年同期比10%減。株価は発表当日急落し、前日7日までで

9.2%下げた。しかし、リポートによると、売り上げの減少は競争激化 ではなく、ウォルマートなど米大手スーパーがことしに入り、即席めん の棚を縮小したことが要因のようだ。

ウォルマートはその後、この販売方針は間違っていたとし、削減し た加工食品のアイテム数や販売スペースを増やしている。同業他社も同 様の戦略を取る可能性があり、株価は「リバウンド局面が到来した」と 三浦氏はみている。

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