スパークス部門買収のMCP、買収で規模拡大へ-越智CEO

アジア最大級のファンド・オブ・フ ァンズ(FOF)運用会社であるMCPアセット・マネジメントは買収 で規模拡大を図る方針だ。スパークス・グループのFOF部門買収を決 めたばかりだが、今後も買収先を模索する。MCP創業者の越智哲生C EO(最高経営責任者、47)が7日インタビューで明らかにした。

FOFは複数のヘッジファンドを束ねて運用する。越智CEOは、 「FOF業界でもリーマンショックやマドフ事件以降、再編の動きがあ り、引き続き機会があれば意味ある戦略的なM&Aのチャンスを狙う」 と述べた。欧米の複数の運用会社を候補に現在、買収などを検討中とし ている。

MCPは6日、スパークス・インターナショナル(香港子会社)の 全株式をMCPに取得する契約を締結。MCPはスパークスのFOF5 本(運用額157億円)とアナリストを引き継ぐ。両社は同時に、スパー クスがMCPのFOFなどのマーケティングや顧客サービスを行うこ とでも事業提携した。

MCPは保険会社や大手金融機関などの機関投資家向けに、主にテ ーラーメード型FOFを提供している。2002年3月の運用開始から今年 7月までの運用成績は年率4.6%、資産残高は4437億円。越智氏は「小 さいよりは大きい方が効率的だが、運用額競争をする気はない」とし、 投資後のモニタリングなど質を重視する姿勢を強調した。

スパークスは、日本を拠点とした運用に専念するため、海外拠点や 非中核事業の整理を進めており、今回の子会社の売却でこれがほぼ完了 する。

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