小沢氏:市場介入、腹に据えてやるべき、国債増発も-懇談

民主党代表選(14日投開票)に立 候補した民主党の小沢一郎前幹事長は8日午後、国会内で自らが掲げ る政権政策に関する記者懇談会を開いた。当面の円高対策としては 「市場介入も腹に据えてやるべきだ」との考えを示した。

小沢氏は「市場介入といっても日本1国だけでは、各国が円高を 容認する中では、なかなか効果が上がらないが、そのぐらいの覚悟で 金融当局としてやってもらえたらいい」と語った。

金融政策について同氏は「日銀は独立した地位にあるので政府で いちいち指図するものではない」と述べた。その上で、「円高対策に しても景気対策全般にしても非常に低金利が続いているので金融政 策で対応するのはかなり限界にきている」と指摘した。

景気対策に関しては、当面は今年度予算に計上している緊急経済 対策用の予備費を早急に執行することが大事だとの認識を示した。そ の上で「ますます円高が急速に進むということになれば、国債増発を どんどんやれと言っているわけではないが、状況次第ではそういうこ とも念頭に入れざるを得ない事態になるかもしれない」と語った。そ の場合「国内需要をつくる景気対策」が必要だとの認識を示した。

一方、自らが首相になった場合は菅直人首相、鳩山由紀夫前首相 の両氏を政府内の要職に起用する考えを明らかにした。

菅首相は、代表選後の人事に関する小沢氏の発言について「代表 選で新たに代表に選ばれ、新たに首相に選ばれた人が人事権を持って いる。いま、わたしが仮定の下で何かを言うことは代表選の最中なの で控えたい」と述べ、コメントを避けた。官邸で記者団に語った。

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