米綿花先物:終値で15年ぶり高値-米中の豪雨で被害拡大との見方

ニューヨークの綿花先物相場は終値 ベースで1995年以来の高値に達した。過剰な降雨の影響で米国と中 国で生産される綿花が被害を受けているとの見方が広がったことが要 因。

米国立ハリケーン・センター(NHC)によると、熱帯暴風雨 「ハーマイン」の影響でテキサス州のメキシコ湾岸の中ほどから同州 中部にかけての地域で最大8インチ(約200ミリ)、一部地域では最 大10インチの降雨が予想されている。ブルームバーグ・ニュースの 調査によると、世界最大の綿花生産・購入国である中国は、低温と豪 雨の影響で被害が出たことを受け輸入を増やす可能性がある。

FCストーン・ファイバーズ・アンド・テキスタイルズ(テネシ ー州)のリスク管理担当シニアコンサルタント、アンディー・ライア ン氏は、ハーマインの影響で「米国産綿花の一部に被害が及ぶ恐れが あるようだ」と指摘。「中国での悪天候に加え、米国でも天候が悪化 する可能性があるため」相場は上昇していると述べた。

ICEフューチャーズUSの綿花先物12月限は、前週末比1.73 セント(1.9%)高の1ポンド当たり91.18セントと、中心限月とし ては1995年10月4日以来の高値で引けた。取引中は一時、92.82 セントと、2008年3月5日以来の高値に達した。

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