ハンガリー通貨・株・債券が下落-欧州めぐる懸念でリスク回避の動き

7日の外国為替市場でハンガリー・ フォリントはユーロに対して6週間ぶり安値に下落。ハンガリーの株 と債券も下げた。欧州債務危機が世界の景気回復を阻害するとの懸念 が強まり、投資家は高リスク資産を敬遠した。

フォリントはブダペスト時間7日午後5時15分(日本時間8日午 前零時15分)現在、ユーロに対し1.2%安の1ユーロ=288.18フォリ ントと、ブルームバーグが集計する170余りの新興国通貨で最大の下 げとなっている。ハンガリー株の指標、BUX指数は1%安。OTP 銀行が3.4%安と下げを主導した。

ドイツ銀行協会が6日、同国の銀行大手10行は自己資本比率の新 基準導入に伴い、約1050億ユーロ(11兆1500億円)の増資が必要に なる可能性があると発表したことを受け、欧州株式相場は銀行株を中 心に下落した。フォリントはスイス・フランに対し一時2.5%下げて 過去最安値を付け、外貨建て住宅ローンを抱えるハンガリー人がデフ ォルト(債務不履行)に陥るリスクが高まった。

ハンガリー国債(2013年償還)の利回りは16ベーシスポイント (bp、1bp=0.01%)上昇の7.069%と、6週間ぶり高水準とな った。

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