スイス証券取引所:デリバティブ決済事業参入も-ジーブCEO

スイス証券取引所を運営するS IXグループは、デリバティブ(金融派生商品)の決済事業への参入 を検討している。トーマス・ジーブ最高経営責任者(CEO)が明ら かにした。規制当局は銀行に対し、より積極的にサービスを利用する よう促している。

ジーブCEOは6日にチューリヒでインタビューに応じ、「デ リバティブ決済事業への参入が理にかなっているかどうか検討してい る」と発言。決済事業は「インフラを持ち、欧州全土での事業展開を 考える組織にとり、実際にやらないとしても検討する価値はある。業 界の競争は激しい」と語った。

欧州連合(EU)と米国の規制当局は、605兆ドル規模の店頭 デリバティブ市場の監視強化を推進している。EUの案は、中央決済 機関を設立し、銀行がデフォルト(債務不履行)に陥った場合、カウ ンターパーティーへの支払いを保証することで打撃を軽減しようとす る内容。EUの行政執行機関である欧州委員会は今月、欧州議会およ び加盟国が協議するための提案を正式に発表する予定。