7月独製造業新規受注、予想外の減少-ユーロ圏需要が後退

ドイツの製造業受注は7月、市場 予想に反して減少した。ユーロ圏からの需要鈍化が響きドイツの景 気回復が勢いを失いつつあることが浮き彫りになった。

ドイツ経済技術省が7日発表した7月の製造業新規受注指数 (季節調整済み)は前月比2.2%低下し、2009年2月以降で最大 の落ち込みとなった。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノ ミスト40人の予想中央値では0.5%上昇と見込まれていた。前年 同月比では営業日数調整済みで18%上昇した。

WGZ銀行のエコノミスト、アンドレアス・メーラー氏(デュ ッセルドルフ在勤)は、「成長はピークを過ぎたようだ」とした上で、 「経済成長と受注は鈍化するだろうが、崩壊することはないだろう」 との見方を示した。

6月の指数は前月比3.6%上昇(改定前=3.2%上昇)、前年同 月比は24.7%上昇(同24.6%上昇)にそれぞれ修正された。

7月の受注は輸出向けが前月比3.7%減少し、特にユーロ圏向 けが6.1%減と大きく落ち込んだ。内需は0.3%減だった。資本財 は5.5%、消費財は1%それぞれ減少した。