iTraxx日本が上昇、欧州金融不安や円高進行で-CDS取引

7日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場では、iTraxx日本指数が5日ぶりに上昇し た。欧州銀行のストレステスト結果に関する報道や円相場が一段と上昇 したことが影響したとみられている。

複数のトレーダーによると、日本の投資適格級発行体で構成するマ ークイットiTraxx日本指数は105ベーシスポイント(1bp=0.01%) で取引された。CMA提供の6日のニューヨーク終値(102.9bp)と比較 すると、2.1bpの上昇。この日成立した取引は、104bp、104.5bp、105bp だった。

前日の取引では、3日の米雇用統計結果で民間部門雇用者数が予想 を上回ったことが好感され低下していたが、この日のCDS取引は高い 水準で取引された。

米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は7月に公表され た欧州連合(EU)による銀行ストレステスト(健全性審査)で、一部 の金融機関の国債保有が少なく評価されていると報じた。同報道を受け て、ユーロはほとんどの主要通貨に対して下落。一方、投資家のリスク 回避姿勢が強まるなか、円は主要通貨に対して全面高となり、対ドルで は1ドル=83円台後半まで取引された。

JFEスチールが65bpから3.0bp低下して62bp、三菱地所は56.8bp から1.8bp低下して55bp取引が確認された。一方、みずほコーポレー ト銀行のドル建て劣後債は1129bp、126bpで取引が成立して、前日の

125.1bpから0.9bpの上昇だった。

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