【注目株】銀行、ユニチャム、JR東日本、アドテスト、岩崎通、電通

きょうの日本株市場で株価変動が予 想される材料銘柄は以下の通り。

みずほフィナンシャルグループ(8411)など大手銀行株:主要国の 銀行監督当局で構成するバーゼル銀行監督委員会が、国際的に活動する 銀行に対する新しい自己資本規制の柱である「狭義の中核的自己資本比 率」を実質7%以上とする方向で最終調整に入ったと、8日付の日本経 済新聞朝刊が報道した。

ユニ・チャーム(8113):ユーロ円建て取得条項付転換社債型新株 予約権付社債(CB)を2本発行する、と7日に発表した。発行額は 2013年満期分が最大345億円、15年満期分が460億円で、合計で805 億円となる。ユニ・チャームペットケア買収の際に金融機関から借り入 れた短期借入金の返済などに充当する。

東日本旅客鉄道(JR東日本:9020):年末に閉鎖する西武有楽町 店の後継店舗に、JR東日本系の商業ビル運営会社ルミネが有力になっ たと、8日付の日本経済新聞朝刊が報じた。後継店入札にはイオン (8267)やヤマダ電機(9831)なども参加したが、ルミネとビル所有者 の朝日新聞社が最終調整に入ると伝えている。

アドバンテスト(6857):同社の松野晴夫社長が日本経済新聞に対 し、「半導体検査装置の受注が回復し、11年3月期(米国会計基準) は100億円を超える連結営業黒字を確保できそうだ」と述べた、と8日 付の日経新聞朝刊が伝えた。前期の116億円の赤字から回復するとして いる。

ハイデイ日高(7611):同社の11年2月期の単独営業利益が前期 比5割増の35億円程度になりそうだ、と8日付の日経新聞朝刊が報道 した。主力ラーメン店の売り上げが堅調なうえ、人材配置の効率化など 販売管理費の抑制が進展、従来予想を10億円程度上回るという。

イハラケミカル工業(4989):海外向け農薬原体が好調に推移した 結果、高利益品目の売上構成比が上昇、10年10月期の連結営業利益は 従来計画比60%増の12億円となる見込みと発表した。前期比16%の減 益予想が一転、34%の増益に浮上する。

OSGコーポレーション(6757):営業体制の強化に加え猛暑も奏 功、浄水器や水宅配事業が想定を上回っているとして、11年1月期の 連結純利益予想を2億8000万円から3億1000万円に11%引き上げた。 7日付の日本経済新聞朝刊で報道された業績数値と同じ。年間配当も、 1株当たり前期比10円増(創立40周年記念配の5円含む)の20円に 引き上げる。

ロック・フィールド(2910):サラダ商品の販売が順調で、5-7 月(第1四半期)の単独純利益は2億3400万円となった。前年同期は 四半期決算を公表していなかったため比較はないが、通期純利益目標の 11億8100万円は維持した。進ちょく率は19.8%。

岩崎通信機(6704):企業の設備投資抑制傾向が長引いている上、 最近の円高基調もあり情報通信事業が低迷、4-9月(上半期)の連結 純損失は6億5000万円となる見込み。前回予想の3億円から赤字幅が 拡大する。前年同期は20億円の赤字。

ストリーム(3071):比較的利益率の高い洗濯機や冷蔵庫などの白 物家電の販売が好調に推移、主力のインターネット通販事業が想定以上 に良かったとして、11年1月期の連結純利益予想を1億5100万円から 2億1400万円に42%引き上げた。

ウエスコ(9648):10年7月期の連結純損益は4億400万円の黒 字になったもようで、前回予想を1億1400万円上回った。前の期は28 億円の赤字。生産効率の向上とコスト削減に取り組んだ結果、想定以上 に利益が確保できたという。ただ、年間配当は前の期並みの1株当たり 8円と、従来予想の10円からは2円引き下げた。

電通(4324):8月の単体売上高は前年同月比4.4%減の936億円 となった。テレビは同6.6%増の459億円となったが、新聞、雑誌、マ ーケティング・プロモーションなどが低迷、全体の足を引っ張った。

カカクコム(2371):8月のグループサイト利用者数は前年同月比 47%増の6056万人となった。「価格.com」「食べログ」ともにモバイ ル会員数が大きく増加、同社グループサイトへのアクセス数は同26% 増の11億9352万ページビューとなった。

日本マクドナルドホールディングス(2702):7月初旬から販売を 開始したチキン商品が好調に推移、バリューセットLLサイズ購入時に 提供する「フードストラップ」も好評で、8月の全店売上高は前年同月 比5%増の514億円となった。1971年7月の創業以来の月間全店売上 高の最高記録を更新した。

ダイセキ(9793):連結子会社のシステム機工が、中国のペトロチ ャイナやシノペックなど石油化学関連機関向けに制御機器や情報システ ムの調達などを手掛ける北京鍵鑫実華科技発展有限公司と業務提携契約 を締結した。システム機工の大型タンク洗浄ノウハウを北京鍵鑫に提供 し、中国での受注獲得を目指す。

三菱マテリアル(5711):三重県の指示で操業を一時停止していた 四日市の多結晶シリコン製造プラントの操業を再開した。高圧ガス保安 法に対応する設備改修作業を終え、既存プラントの運転を6日に開始、 10月末には8月稼働の新プラントと合わせ年2850トンの生産能力にな るとした。

SMK(6798):発行済株式総数の2.7%に相当する200万株、金 額にして8億円を上限に自社株買いを行うと7日に発表した。取得期間 は9日から11月30日まで。

アスカネット(2438):発行済株式総数の2.34%に相当する1000 株、金額で5000万円を上限に自社株買いを行う。取得期間は8日から 12月31日まで。個人向け写真集事業の粗利益向上などで、5-7月 (第1四半期)の単独純利益は前年同期比19%増の1億100万円とな った。

丸一鋼管(5463):発行済株式総数の0.5%に相当する50万株、 金額にして10億円を上限に自社株買いを行う。取得期間は8日から17 日まで。

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