イランがウラン備蓄増加、査察活動の「緊急性高まる」-IAEA報告

核兵器製造疑惑が持たれるイランは ウラン備蓄を増やす一方で、国連の査察活動への協力を怠っている。 国際原子力機関(IAEA)が指摘した。

IAEAの11ページの報告書によると、イランはナタンズの核 施設で濃縮度20%のウランを22キロ製造。5月時点の同5.7キロか ら増えた。今月6日配布の同報告書をブルームバーグ・ニュースが入 手した。また濃縮度5%未満のウランは2803キロ製造しており、I AEAの5月31日の報告書では同2427キロが報告されていた。

最新の報告書は「時間が経過して一部の関連情報の入手が困難に なっており、この問題の緊急性は高まっている」とし、「イラン国内の すべての核物質の利用が平和目的であることを確認するIAEAの作 業でイランは必要な協力を行っていない」と指摘した。

天野之弥事務局長は今回の報告書の内容を9月13日にウィーン で開催されるIAEA理事会(35カ国)の会合で討議する。