戦略相:日米の経済対策は相互に効果発揮-成長会議9日開催

荒井聡国家戦略兼経済財政担当相は 7日午前の閣議後会見で、株安・円高は米経済の下振れ懸念に起因す るとの見方を示した上で、日米が同時期に経済対策を実施することで 景気に好影響を及ぼすとの見方を示した。

荒井戦略相は、日本が追加経済対策の閣議決定を10日に予定し、 米国も景気刺激策の全容を同日発表することについて、日米で「意思 疎通は図ったわけではない」とし、たまたま同じタイミングになった と説明。ただ、「今回の株安や円高はアメリカの景気の下振れ懸念から 発生したので、日米が軌を一にして経済対策を打っていくことは、あ る意味で相互に効果を発揮するのではないか」と述べ、「良い効果を期 待している」と表明した。

一方、戦略相は、新成長戦略を推進するために菅直人首相を議長 とした「新成長戦略実現会議」を開催することを同日の閣議で決定し たことを明らかにした。9日に初会合を開く。特定の議題は決まって いない。副議長を仙谷由人官房長官、荒井戦略相、直嶋正行経済産業 相が務めるほか、野田佳彦財務相と白川方明日銀総裁が委員として参 加。ほかに、古賀伸明連合会長、経済3団体のトップや伊藤元重・東 大教授らが委員を構成する。