英BCパートナーズ、新LBOファンド向け手数料引き下げ-関係者

英プライベートエクイティ(PE、 未公開株)投資会社BCパートナーズは、60億ユーロ(約6500億円) 規模のレバレッジド・バイアウト(LBO、買収先の資産を担保とす る資金借り入れによる買収)ファンドに投資家を呼び込むため、手数 料の引き下げを提示している。事情に詳しい関係者2人が明らかにし た。

新ファンドの募集条件が非公開であることを理由に関係者1人が 匿名を条件に語ったところでは、BCパートナーズは、年内に応募を 約束した投資家への手数料を5%割り引く。買収案件ごとに徴収する いわゆる取引手数料についても取りやめることに合意したという。B Cパートナーズの担当者は新ファンドの条件についてのコメントを控 えた。

同社が調達を開始する資金額は、同種のファンド向けでは2008 年の米リーマン・ブラザーズ・ホールディングス経営破たん以来最大 となる。英調査会社プレキン(ロンドン)によると、PE投資会社が 今年4-6月(第2四半期)に調達した資金は410億ドル(約3兆4500 億円)と、03年以来の低水準に落ち込んだ。寄付基金や年金基金、富 裕層が新たなファンドへの投資に消極的だったことが響いた。金融危 機以前に集めた未投資資金は約4700億ドルに上るという。

世界最大の買収会社、ブラックストーン・グループも135億ドル 規模の新ファンドについて、10億ドルを超える資金を約束した投資家 に対する年間運用手数料を1.5%から1%に引き下げることを決めて いる。