フランスで労組が全国規模のスト-年金支給開始年齢引き上げに抗議

フランスの労働組合は6日、年金の 支給開始年齢を62歳に引き上げるとしたサルコジ大統領の改革案に 抗議し、全国規模のストに入った。同国の議員らは、同案をめぐる論 戦に備え準備を整えている。

運輸労組の組合員らは6日夜から職場を離れ始めた。7日には学 校や郵便局、官公庁オフィスが閉鎖され、137都市でデモが計画され ている。

サルコジ大統領は、自身の年金改革案の柱である年金支給開始年 齢を現行の60歳から62歳に引き上げる計画について妥協しない考え を示してきた。年金制度の立て直しを図る同案が実現すれば、欧州ソ ブリン債危機の影響が依然残るなか、債券投資家や格付け会社の不安 沈静化につながる可能性がある。

約7億8000万ユーロ(約845億円)相当の資産を運用するコンビ クションズ・アセット・マネジメントのフィリップ・デリエンヌ会長 は、「年金改革は絶対不可欠だ」とした上で、「フランスが欧州内で信 頼を得ることや、他の欧州諸国に対し大国もなすべきことを果たして いると示すことは極めて重要だ」と指摘した。

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