欧州株:上昇、英製造業統計で景気先行き不安が緩和-エーオンが高い

欧州株式相場は上昇。過去5営業 日のうち4日目の値上がりだった。英製造業部門の好調な伸びを示し た統計を受け、景気回復が停滞しているとの懸念が一段と緩和され、 先週の上昇局面を引き継いだ。

ワイヤレスヘッドセット最大手のデンマーク企業、GNスト ア・ノードは8%高。裁判所がポーランドの電話サービス事業者に対 し、1990年代初めにGNストアが手掛けたサービスの対価として約 22億クローナの支払いを命じたのが手掛かりとなった。ドイツの公 益事業エーオンやRWEも上昇。メルケル独政権が原子力発電所の稼 働年数延長に合意したのが好感された。

ストックス欧州600指数は前営業日比0.2%高の260.94。

アクサ・フラムリントンのグローバル・エクイティ・ポートフ ォリオマネジャー、マーク・ティンカー氏はブルームバーグ・テレビ ジョンに対し、「経済がアルマゲドン(最悪の事態)に直面している わけではないことを市場は認識しなくてはならない」と述べ、「企業 利益は好調で、世界的な成長とともに追い風になっている。株式投資 は非常に説得力のある話だ」と続けた。

英機械経営者連盟(EEF)が英コンサルティング会社BDO ストイ・ヘイワードが6日発表した四半期調査結果によれば、今年9 月までの3カ月間で売り上げが伸びたと答えた英製造業者の数は、売 り上げ減を指摘した製造業者より33%多かった。これは1995年の 調査開始以来で最大。第2四半期は同30%だった。

エーオンとRWEはいずれも1.8%上昇した。

ドイツ与党幹部の協議に参加した自由民主党(FDP)の広報 担当者(エネルギー担当)、クラウス・ブレイル氏は、原発の稼働年 数について1980年以前に建設された7基は当初予定より8年延長、 それ以降に建設された10基は14年延長することで合意したことを 明らかにした。2022年に原発の運転を停止するとしていた当初計画 から、平均で12年間稼働年数が延びることになる。

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