銀行は海外子会社の債務開示が必要、財務リスク把握容易に-BIS

国際決済銀行(BIS)は、国際 的に事業展開する銀行について、監督当局が潜在的な財務リスクの把 握をしやすくするため、各国・地域の子会社の債務を開示する必要が あるとの見解を示した。

BISのアナリスト、インゴ・フェンダー、パトリック・マクガ イア両氏は5日公表の報告書で、「国際的に活動する銀行の地理的な 広がりを、システムの脆弱(ぜいじゃく)性を計測する上で考慮する 必要がある」と指摘。「各地の子会社は独特な財務構造を持っており、 こうした子会社のバランスシート上で最初に問題が起こることが多 い」と解説した。

BISによれば、連結バランスシートは銀行の財務基盤の弱さを 隠す恐れがある。世界各地にある銀行子会社や子会社間のつながり、 取引相手に対するエクスポージャーに関する情報開示を一段と進め ることで、潜在的な財務の不均衡を早期に発見し、対処することが可 能になるとしている。

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