香港株(終了):上昇、約1カ月ぶり高値-世界経済見通しの改善で

香港株式相場は上昇。ハンセン指数 はほぼ1カ月ぶりの高値で終了した。米雇用統計が予想を上回り、世 界経済見通しの改善につながった。

携帯電話のOEM(相手先ブランドによる生産)世界最大手、富 士康国際(フォックスコン、2038 HK)は2.2%高。ヘンダーソン・ラ ンド・デベロップメント(恒基兆業地産、12 HK)は3.5%上昇し、不 動産株の上げをけん引した。香港政府が住宅用地を来月売却する計画 を発表したことが手掛かりとなった。

婦人靴チェーンのベレ・インターナショナル・ホールディングス (1880 HK)は6.5%高。6日から正式にハンセン指数構成銘柄に加わっ たことがプラス材料。HSBCホールディングス(5 HK)や中国工商 銀行(1398 HK)などの銀行株も値上がりした。

ハンセン指数は前週末比384.27ポイント(1.8%)高の

21355.77と、先月10日以来の高値で終了。ハンセン中国企業株(H 株)指数は前週末比1.6%高の11960.57。

RCMアジアパシフィックのマーク・コンイン最高経営責任者(C EO)はブルームバーグテレビジョンのインタビューで、米雇用統計 は「アジアの投資家を勇気付けるだろう」と述べた上で、投資家が米 景気の二番底を懸念する中で、これが「いくらか上げ材料になる」と 語った。