ジュリアス・ベア:アジアの比重拡大、人員を全体の20%に倍増へ

スイスのプライベートバンク、ジュ リアス・ベア・グループは、アジア事業の人員の社業全体に占める割 合を増やす計画だ。ボリス・コラルディ最高経営責任者(CEO)が 明らかにした。

同CEOは6日シンガポールでの記者説明会で、「人員の比重は向 こう数年の間に全体の15-20%を大きく超えるだろう。アジアは資産 と人材の両方の点で当社にとって重要度を増している」と語った。

同社のアジアの従業員数は400人余りで、全体の10%程度に相当 する。同社はまた、5年以内にアジアの顧客が預かり資産全体の最大 25%を占めるようになるとみている。

年内に香港のオフィス開設を計画しているほか、上海の駐在員事 務所とシンガポールの信託会社も来年までに設立する計画。アジア事 業の中心となっているシンガポールでは、700人が働けるオフィス物 件を探しているという。

同社は12億スイス・フラン(約1000億円)を上回る余剰資本が 手元にある。コラルディCEOは、成長戦略の一つとして買収も考え ていると述べ、「アジアで何か買い物ができればと思っている」と付け 加えた。