フィリピン株は「巨大な」強気相場入り、高値更新も-マッコーリー

フィリピンのアキノ大統領が財政赤 字削減と投資促進を公約したことで企業収益が上向くことから、同国 株の指標のフィリピン総合指数は今年、強気相場入りして最高値を更 新する可能性がある。オーストラリアのマッコーリー・グループが予 想した。

マッコーリーのマニラ在勤ストラテジスト、アレックス・ポメン ト氏は、景気拡大や今年の23%の利益成長を受けてフィリピン株は 「巨大な強気相場」に入ったと指摘し、フィリピン総合指数が「短期 的」に3900に達すると予想。2007年10月8日に3873.50の最高 値を付けた同指数が、11年には4500に達する可能性があると分析 した。

フィリピン総合指数は6日、前週末比0.3%高の3744.01で終 了し、通常20%上昇を指す強気相場に突入した。ポメント氏は予想 株価収益率(PER)が現在の13.6倍から15.6倍に上昇するとの 見方も示した。

同氏は6日にマニラでインタビューに応じ、「フィリピン株は巨 大な強気相場が始まったところだ」と述べ、「政府の経済・投資目標 が企業収益の維持につながるため、株式のバリュエーション(株価評 価)は依然として厳しいものではない」と分析した。