アジア株:上昇-米雇用統計で世界成長への懸念後退-サムスン高い

6日のアジア株式相場は上昇。M SCIアジア太平洋指数は4週間で最も高い水準に上昇している。 8月の米雇用統計が予想より強い内容だったことで、世界の経済成 長が行き詰まるとの懸念が和らいだ。

米国向けが売上高の2割を占める韓国のサムスン電子や、売上 高の28%を米州で稼ぐキヤノンが高い。経済成長で金属需要が高ま るとの観測から、世界最大の鉱山会社、豪英系BHPビリトンも上 げている。

三菱UFJ投信運用戦略部の石金淳シニアストラテジストは 「雇用統計が大きく悪化するという見方に対し、結果は予想ほど悪 くなかったため、市場にいったん安心感が広がった」と指摘。「米景 気に対する市場のセンチメントはかなり悪いほうに傾いていた」と 述べた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後10時43分現在、前 週末比0.6%高の120.76。4日間の上昇率は3.6%。このままいけ ば終値は8月10日以来の高値となる。日経平均株価の午前終値は同 138 円49銭(1.5%)高の9252円62銭。

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