インド農相:砂糖生産、来年は需要に対応できる見通し-相場下落か

インドのパワー農相は、世界最大の 砂糖消費国である同国の生産が17%増加する可能性があるとの見方 を示した。降雨によりサトウキビのイールド(単収)が改善し国内需 要に対応できる見込みだ。

パワー農相は4日、ニューヨークでインタビューに応じ、生産が 2200万トンに増加するとの見通しを示した。インド気象局によると、 モンスーンシーズンの6月1日から8月30日の降雨量は平年を1% 下回った。

サトウキビ生産が干ばつによる被害を受けたため、インドは2008 年以降、粗糖の純輸入国となっている。このため、ニューヨークの粗 糖相場は2月に29年ぶりの高値である30.4セントに上昇した。供給 増加で世界の不足が緩和されるとの見方が広がったことから、年初来 では24%下げている。インドの生産が増加すれば相場への下押し圧力 となる可能性がある。