M&Aに取り付かれた英BAのウォルシュCEO、次の標的を品定め

英航空会社ブリティッシュ・エアウ ェイズ(BA)のウィリー・ウォルシュ最高経営責任者(CEO)は 企業の合併・買収(M&A)に取り付かれている。

スペインのイベリア航空の買収では満足していないウォルシュ氏 はライバル企業に後れを取らないよう、さらなるM&Aを模索してい ると語る。国際航空連合の所属が一緒で提携先の米AMR傘下のアメ リカン航空と豪カンタス航空には当面、手出しができそうにないため、 ウォルシュ氏は他社を対象に網を投げ込む考えだ。

13年ぶりの客室乗務員ストに妥協しない姿勢を取るウォルシュ 氏は、イベリア航空買収(70億ドル=約5900億円規模)の契約書の インクが乾かないうちに、M&A候補を見つける作業チームを設立し た。経費削減や輸送網拡大を狙って、異なる大陸の航空会社同士の提 携が加速する中、BAは再編を念頭に置いてM&Aの先頭に立ちたい 考えだ。

ウォルシュ氏はブルームバーグ・ビジネスウィーク誌のインタビ ューで、「われわれの競争相手も先へ進もうとするだろうから、当社は さらなる再編を迅速に追求できる態勢を確実に整えたい」と語った。 その上で、「われわれの野心を明確にすることで、どの企業が魅力的か、 チャンス到来時に魅力が出てくる企業はどこかを知ることができるよ うにしたい」と述べた。

BAは当初リストアップした約40件の魅力ある航空会社の候補 を約12社に絞り込んでおり、ウォルシュ氏は国際航空連合「ワンワ ールド」に加盟するほかの航空会社や、まだ国際航空連合に加盟して いない航空会社などとの提携を目指す方針だという。

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