英BP:新型バルブをメキシコ湾油井に設置-封鎖作業、終了間近

米政府は、メキシコ湾にある英B Pのマコンド油井で3日夜、バルブシステムを交換、新型装置を設置し たため、海中への原油流出の恐れがなくなったと発表した。

米政府事故対策本部のアレン本部長は電話会議で、BPが回収船 「デベロップメント・ドリラーⅡ」を利用して新型の噴出防止装置を 設置したことを明らかにした。不具合が発生した噴出防止装置はメキ シコ湾の海面近くにあり、米連邦地裁判事は3日、この装置を検査の ためニューオーリンズの施設に移送することを決定した。

アレン本部長は「現時点で油井はメキシコ湾にとって脅威となる ことはない」と述べ、油井封鎖への取り組みが終了に近づいているこ とを宣言した。

原油や天然ガスの噴出を阻止するために設計されているこの装置 は、米政府との間で、4月20日にマコンド油井で発生した爆発事故に 関与する企業の原因究明に関する議論で焦点となっている。この爆発 と火災がきっかけとなり、メキシコ湾に原油400万バレル以上が流出 した。

政府調査官らは噴出防止装置が爆発を防止できなかった理由につ いて調査する計画だ。アレン本部長は4日、不具合の発生した装置を 回収船に引き揚げる作業を進めており、装置は海面下約500フィート (約152メートル)の場所にあると語った。