英国債(3日):10年債、週間で約1カ月ぶりの下落-株高で需要後退

英国債市場では10年債相場が下 落し、週間ベースで約1カ月ぶりにマイナスとなった。株高で安全資 産とされる国債の需要が後退した。

10年債利回りは2週間ぶりに3%を突破した。この日発表され た米雇用統計で、8月の民間部門雇用者数が予想以上に増加したこと で米国がリセッション(景気後退)に逆戻りするとの懸念が和らぎ、 英国債相場は下げ幅を拡大した。

クレディ・アグリコルCIBの金利ストラテジスト、ピーター・ チャットウェル氏は、英国債相場は「米国市場の動向に追随している ため、売りを浴びた」と述べた。

ロンドン時間午後4時45分現在、10年債利回りは前日比5ベー シスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の3.01%。先月25日 には2.79%まで下げ、ブルームバーグがデータ収集を開始して以来 の最低を付けた。前週末比では10bp上げ、7月23日終了週以来で 初の上昇となった。2年債利回りは前日比1bp上昇の0.72%。

英株式の指標であるFT100種指数はこの日、1.1%上昇した。 週間では7月9日終了週以降で最大の上げとなった。ストックス欧州 600指数も高い。

米労働省が3日に発表した8月の雇用統計によると、民間部門 雇用者は前月比で6万7000人増加した。前月は10万7000人増。 ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミストの予想平均値は4 万人増加だった。

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