華為技術:グーグル・ブランドの低価格スマートフォンで欧州強化へ

中国最大の通信機器メーカー、華 為技術は、米グーグルのブランド力と低価格市場をターゲットとした スマートフォン(多機能携帯端末)で、欧州での売り上げが伸びると 見込んでいる。

華為技術は2日、99ポンド(約1万2900円)のグーグル・ブ ランドのスマートフォン「Ideos」を発表。同社の西欧担当バイ スプレジデント、ティム・ワトキンス氏は、ロンドンでのインタビュ ーで、このスマートフォンの投入が欧州での市場シェア獲得に寄与す るとの見通しを示した。Ideosのサービスを最初に提供する通信 業者はまだ指名していない。

米調査会社IDCのアナリスト、フランシスコ・ジェロニモ氏は 電話取材に答え、「こうした端末の投入で価格が下がり、スマートフ ォンへの乗り換えが進む。欧州では特にそうだ」と指摘。「サムスン 電子やLG電子といった同業他社もこの低価格傾向に追随する必要が あるだろう」と述べた。

調査会社ガートナーによれば、グーグルが開発した基本ソフト (OS)「アンドロイド」の4-6月(第2四半期)の市場シェアは

17.2%と、前年同期の1.8%から大幅に拡大し、スマートフォン向 けOSで3位となった。一方でアップルの「iOS」は4位に後退し ている。

ワトキンス氏は、「スマートフォンで大きく伸びるのはアンドロ イドの低価格市場だと考えている」と説明。「華為技術はインフラ面 で非常に素晴らしいブランド力を構築してきた」とした上で、その成 功を端末市場にも広げる考えを示した。