ECBのドラギ氏:景気回復に広がり-引き続き「脆弱」

欧州中央銀行(ECB)政策委員 会メンバー、イタリア銀行(中央銀行)のドラギ総裁は、景気回復が 一段と広範囲に及んでいるものの、依然として「脆弱(ぜいじゃく)」 との見解を示した。

韓国を訪れている同総裁は3日、ソウルで記者団に対し、景気は 「弱く脆弱で起伏があるが、回復している」と述べた。景気の展開が 「均一」でないリスクがあるとも指摘した。

ECBは2日、ユーロ圏経済がドイツにけん引されて4-6月 (第2四半期)に4年ぶり高成長となったことを背景に、経済成長率 見通しを上方修正した。ただトリシェECB総裁は、最近の経済デー タと調査は全般に、今年後半の世界とユーロ圏の経済成長が「緩やか」 になるとの見通しを裏付けているとも語った。

ドラギ総裁は、ECBの金融スタンスは引き続き「緩和的だ」と 言明。ECBは、緊急措置として導入された市中銀行への流動性供給 を延長する方針を示し、主要政策金利を過去最低の1%に据え置いた。

ドラギ総裁はまた、景気回復を脅かさずに金融市場の改革を実行 するのが「不可欠だ」と話した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE