銀行分割なら、英銀は国外に本社移転の憂き目に-HSBC幹部

英政府が業務の分割を銀行に要求す るような事態になれば、HSBCホールディングスやバークレイズ、 スタンダードチャータード銀行は本社を英国外に移さざるを得ないか もしれない。HSBCの欧州・中東・グローバルビジネス部門会長の スチュアート・ガリバー氏が述べた。

英政府の要請を受けた委員会は、銀行が消費者向け銀行業務と証 券業務を分割するべきかどうかを検討している。ガリバー氏はロンド ンでの会議で、この委員会の結論は「どこに本社を置くかについての 当行の選択に重大な影響を及ぼすだろう。おそらく他の2行もそうだ」 と語った。他の2行はバークレイズ、スタンダードチャータード銀を 指す。

英政府はイングランド銀行(英中央銀行)の元チーフエコノミス ト、ジョン・ビッカース氏率いる委員会を設置。同委員会は2011年9 月に結論を報告する。HSBCのマイケル・ゲーガン最高経営責任者 (CEO)は、同行の新興市場重視戦略に沿って、今年2月に自らの 執務拠点をロンドンから香港に移した。

ガリバー氏は、「誤解がないようにはっきり言っておくが、当行は もちろん本社を英国に置いておきたい」と述べ、本社を移さざるを得 ないような「結論が出ないことを望む。そのような事態になれば実に 実に残念なことだろう」と語った。

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