来週のNY原油相場:41%が下落を予想-製油所の定期点検で需要減

来週のニューヨーク原油先物相場は 下落するもよう。製油所が定期点検に入り、需要が減少するとみられて いる。

ブルームバーグ・ニュースがアナリス34人を対象に実施した調査 では、14人(41%)が来週の原油先物相場が下落すると予想。10人 (29%)が上昇を予想。横ばいを予想したのも10人だった。前回は 41%が上昇を予想した。

1日の米エネルギー省(DOE)のエネルギー情報局(EIA)発 表によると、8月27日終了週の設備稼働率は87%と前週に比べ0.7 ポイント低下した。これは4月以来の低水準。ガソリンの需要が落ちヒ ーティングオイル(暖房油)の需要が増える前の9-10月に製油所は 定期点検に入ることが多い。

シティ・フューチャーズ・パースペクティブ(ニューヨーク)の アナリスト、ティム・エバンス氏は「需要面で不透明感が強い。製油所 が稼働率を落とすために原油需要は減少する。国内生産は緩やかに増加 しており、2004年以降で最高水準に達している」と指摘した。

米国の原油生産は先週、1.7%増の560万バレルとなり、2004年 5月以来の高水準だった。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場10月限は 今週これまでに15セント下げ、2日は1バレル=75.02ドルで引けた。 前年同期比では10%上昇。

04年4月に調査を開始して以来、相場の方向性を正しく予想した 確率は47%。

ブルームバーグは石油アナリストとトレーダーを対象に毎週木曜 日に翌週の原油価格について、上昇、下落、ほぼ変わらずの見通しを 問う調査を実施している。