【テクニカル分析】上海銅相場:リーマンショック前の水準に上昇か

上海の銅先物相場が年末までに1 トン当たり6万4000元と、米リーマン・ブラザーズ・ホールディング ス破たん以降達していない水準まで上昇するとの見通しを、中国の中期 研究院が取引パターンを基に示した。

中期研究院の北京在勤の調査員、曾寧氏と沈丹氏の2日の文書によ ると、銅相場は「ブルフラッグ・パターン」の形成を終了した。支持線 は5万8000元となっており、6万元の抵抗線を上抜ける可能性がある。 上昇局面で形成されるこのパターンでは、チャートが旗に似た形とな る。

上海先物取引所の銅先物12月限(中心限月)は2日、6万380元 と、4月27日以来の高値を付けた。中国の景気刺激策と国家備蓄の積 み上げに伴い銅相場は2009年に2倍以上に上昇。今年は小幅な値動き となっている。前回6万4000元を上回ったのは08年7月。

調査員らは、「銅相場は9月の大半の期間、5万8000-6万元の レンジで値固めに入り、年末までに上昇する基盤を整えるだろう」と予 想。「ただ、景気回復は鈍化し中国の祝日を控えて流動性が低下して いるため、買い手は引き続き慎重な姿勢を取るべきだ」との見方を示し た。中国の市場は10月1日から7日まで国慶節(建国記念日)の連休 で休場となる。

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