中国人民元、2週ぶり大幅高-ドルがユーロやアジア通貨に対し下落

中国人民元は3日、ドルに対して約 2週間ぶりの大幅高となった。世界的な景気回復持続の兆候を受け、 ドルがユーロやアジア通貨に対して下落したのが背景。

中国人民銀行(中央銀行)は、人民元の中心レートを前日より

0.04%高い1ドル=6.7973元とした。2日間の引き上げとしては7月 2日以来最大となった。

欧州中央銀行(ECB)は2日、今年のユーロ圏成長率見通しを 最大1.8%に上方修正した。従来は最大1.3%だった。主要6通貨に対 するインターコンチネンタル取引所(ICE)のドル指数は今週、週 間ベースで4週ぶりの大幅安となりそうだ。

DBSグループ・ホールディングスのシニア為替エコノミスト、 フィリップ・ウィー氏(シンガポール在勤)は、人民元の対ドル相場 について「ユーロの対ドルでの上昇に伴った動きになっている」と指 摘した。

中国外国為替取引システム(CFETS)によると、人民元は上 海時間午後5時半(日本時間同6時半)現在、前日比0.07%高の1ド ル=6.8038元。ただ、週間ベースでは2週連続の下落となった。

ブルームバーグの集計データによると、元の1年物ノンデリバラ ブル・フォワード(NDF)は、前週末比0.3%安の1ドル=6.71元 と、週間ベースで3週間ぶりの大幅下落。この水準は今後1年間で元 現物が1.4%上昇するとの予想を織り込んでいる。

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