米国株の強気派、1カ月半ぶりの大幅増-個人投資家協会の週間調査

米国株の上昇を見込む個人投資家の 割合が、1カ月半ぶりの大幅な伸びとなったことが、米個人投資家 協会(AAII)の週間調査で分かった。

調査によると、9月1日までの1週間は、今後半年の上昇を見込 む強気派の割合が30.8%に達し、7月15日以来の大幅な伸びを示し た。前週は20.7%と、1年5カ月ぶりの低水準だった。過去の平均は 39%。AAIIは1987年から個人投資家の予想を集計している。

AAIIのバイスプレジデント、チャールズ・ロットブラット氏 は、2日のリポートで「強気センチメントの伸びは9月の初取引日に 株価が力強く上昇したことに伴うものだ」と説明。「弱気派と中立派の 割合が低下したことで、強気派の比率が10.1ポイント上昇した」と指 摘した。

米国株相場は9月1日にほぼ2カ月ぶりの大幅高を記録した。米 国と中国の製造業指標が予想を上回ったことで、世界的な景気回復へ の信頼感が強まったのが背景。ただ、欧州の財政赤字拡大や9%を超 える米失業率が世界的な景気回復懸念を助長する中、S&P500種株 価指数は4月23日に1年7カ月ぶりの高値に達してから、7月2日ま でに16%下落する展開となっていた。

今後半年の株価下落を予想した弱気派の割合は7.3ポイント低下 の42.2%だった。

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