中国株(終了):過半の銘柄上昇、自動車株高い-上海総合指数横ばい

3日の中国株式市場では、過半の銘 柄が上昇。販売増加見通しを支えに自動車株が高い。一方、政府によ る不動産投機抑制措置の導入を懸念して、不動産株は下落した。指標 の上海総合指数はほぼ変わらず。

中国最大の自動車メーカー、上海汽車集団(SAICモーター、 600104 CH)は8カ月ぶりの高値に上昇。中国東方紅衛星(600118 CH) は5%高となり、衛星ナビゲーション関連株の上げを主導した。中国 政府が向こう5年間の計画の一環として、同業界への投資を増やすと 伝えた上海証券報の報道を好感した。中国最大の発電機器メーカー、 上海電気集団(601727 CH)も高い。

一方、中国最大の不動産開発会社、万科企業(000002 CH)は0.8%、 同2位の保利房地産集団(600048 CH)は0.5%それぞれ下落。BNP パリバが住宅価格は今月の水準から下落するとの見通しを示したこと や、北京市星石投資管理が中国の不動産市場は「巨大なバブル」の状 態にあると指摘したことが弱材料。

精熙投資管理の最高投資責任者、王征氏(上海在勤)は「世界経 済と中国経済が二番底に陥るリスクは大きくない。このため、連鎖的 な株安の可能性はない」と指摘した。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動す る上海総合指数は、前日比0.38ポイント(0.01%)安の2655.39で取 引終了。上昇銘柄と下落銘柄の比率は約5対4だった。今週の騰落率 はプラス1.7%と、7月30日終了週以来の大幅高となった。上海、深 セン両証取のA株に連動するCSI300指数は前日比1.19ポイント安 の2920.21。

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