07年以降最大3000万人が失業、金融危機の影響で-IMFとILO

世界的な金融危機の影響により、 2007年以降で最大3000万人が失業に追い込まれ、各国は「相応な」 雇用の創出を拡大する手段を必要としている。国際通貨基金(IMF) と国際労働機関(ILO)が2日、共同論文を発表した。

同論文によれば、IMFとILOは13日にオスロで開かれる会 議で、「成長と発展の維持に向け、十分かつ良質な雇用を創出する上 での主要課題」を検討する方針だ。両機関は「今回の労働市場の逼迫 (ひっぱく)の影響が極めて長期間続く恐れがある」と指摘している。

IMFは07年以降の失業者について、長期にわたる所得減少や 平均寿命の縮小、子供の学歴低下といった事態に見舞われる可能性も あるとみている。

IMFによれば、世界の失業者数は2億1000万人を超えている。 米国は、「問題が特に深刻」で過去3年間に750万人が新たに職を失 ったという。