8月の米雇用の伸び鈍化か、景気減速が企業の景況感損なう-BN調査

8月の米雇用は伸びが鈍化したもよ うだ。経済成長の一段の減速を受け、一部の米企業が持続的な景気回 復に自信を失っているためだとエコノミストらは指摘する。

ブルームバーグ・ニュースの調査では、8月の民間部門雇用者数 は前月比4万人増が見込まれる(55社の中央値)。7月は同7万1000 人増だった。失業率は9.6%(79社の中央値)に上昇したもよう(7 月は9.5%)。非農業部門全体の雇用者数は、国勢調査に伴う臨時雇 用の終了で、同10万5000人減(81社の中央値)と3カ月連続の減 少が予想される。

FTNファイナンシャルのチーフエコノミスト、クリストファ ー・ロー氏は「企業が今もコスト管理に取り組んでいるのは確実だ」 と指摘。「雇用市場は一段と悪化した。足踏み状態の個人消費と合致し た動きだ」と話した。

米雇用統計は労働省が3日午前8時半(ワシントン時間)に発表 する。ブルームバーグ調査の予想レンジは、民間部門雇用者数が前月 比1万2000人減-12万人増。

また、米供給管理協会(ISM)が同日発表する8月の非製造業 総合景況指数は53.2(67社の予想中央値)と、6カ月ぶりの低水準 が見込まれる。7月は54.3だった。同指数は50を上回ると、米経 済の9割近くを占める非製造業活動の拡大を示す。