米企業の社債保証コスト、約2週間ぶり低水準-CDS取引

2日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストがここ2週間余 りで最低となった。7月の米中古住宅販売成約指数が予想に反して上 昇したほか、新規失業保険申請件数の減少幅が市場予想を上回ったこ とで、景気回復が鈍化しつつあるとの懸念が和らいだ。

マークイット・グループによれば、北米企業の信用リスクの指標 であるマークイットCDX北米投資適格指数(シリーズ14)のスプレ ッドは、ニューヨーク時間午後5時(日本時間3日午前6時)現在、

1.4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の107.7bp。こ れは8月18日以来の低水準。

BNPパリバの信用ストラテジスト、メハーノシュ・エンジニア 氏(ロンドン在勤)は「前日からの低下基調が今日も続いている」と 指摘。「鍵となる指標は3日の雇用統計だ。よほど大きな驚きがなけれ ば、今週はプラス基調で終わるはずだ」との見方を示した。

米レナーやパルト・グループなど住宅建設会社の社債保証コスト が低下した。CMAによれば、レナーのCDSスプレッドは31.9bp 低下の490.1bp。パルトは4.9bp下げて341.8bp。

マークイットによると、投資適格級の欧州企業125社で構成する マークイットiTraxx欧州指数のスプレッドは3.5bp低下の

108.9bp。主に高リスク・高利回りの50銘柄で構成するマークイッ トiTraxxクロスオーバー指数は12.5bp低下の495bp。

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