ハンガリー国債入札:落札額が発行予定額に届かず-利上げ観測浮上で

ハンガリーが2日実施した1年物 国債入札は、落札額が発行予定額に届かなかった。同国のリスク評価 の悪化が中央銀行に利上げを促すとの懸念から投資家の需要が鈍った。

ブルームバーグのハンガリー公債管理局のページによると、1年 物国債の落札額は350億フォリント(約133億円)と、発行予定額を 150億フォリント下回った。平均落札利回りは5.82%と、8月19日に 実施した入札の5.44%から上昇した。応札額は634億フォリント。前 回入札の応札額は809億フォリントだった。

INGグループの債券トレーダー、アンドラス・ソバニー氏(ブ ダペスト在勤)は「中銀が利上げするとの懸念が強まる中で、ハンガ リー短期国債が安全な投資先という投資家の認識が消滅している」と 述べ、「市場は金利見通しの変化で1-2年物債の評価を見直している ようだ」と指摘した。