米中古住宅成約:7月に小幅上昇、前年比では20%低下

7月の中古住宅販売成約指数は 前月比で上昇したが、指数の水準は2001年の統計開始以来でボト ム圏にとどまった。

全米不動産業者協会(NAR)が2日に発表した7月の中古住 宅販売成約指数(季節調整後)は前月比5.2%上昇した。ブルーム バーグがまとめたエコノミスト調査の予想中央値は1%低下だっ た。7月の指数は季節調整前で前年同月を20%下回った。

BNPパリバのエコノミスト、イレーナ・シュルヤティエバ氏 は電子メールを通じて、「住宅市場の見通しは、差し押さえ物件や 空き家などで住宅在庫が膨れ上がっている状況を考えると、なお非 常に不透明だ」と指摘した。

同指数は住宅購入奨励策の終了とともに5月に前月比30%急 低下した後、6月も2.8%落ち込んでいた。米政府は住宅購入者向 けに最大8000ドルの税控除措置を導入、適用を受けるためには4 月30日までに契約書にサインする必要があった。

7月の中古住宅成約は全米4地域すべてで上昇した。特に西部 は12%上昇、北東部でも6.3%の伸びを記録した。

成約指数は契約が交わされた時点の統計であるため中古住宅 市場の先行指標とみなされている。NARが発表する中古住宅販売 件数は成約から1、2カ月後の売買手続き完了時点の統計。

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