米失業保険申請:2週連続47万件台、景気後退期並み

先週の失業保険申請件数は前週 比で小幅減少にとどまり、依然として景気後退期並みの高水準で推 移している。

米労働省が2日発表した8月28日に終わった1週間の新規失 業保険申請件数(季節調整済み)は前週から6000件減少して47 万2000 件。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予 想の中央値は47万5000件だった。前週は47万8000件(速報値 は47万3000 件)に修正された。 年初来からの平均は46万3000 件を超えた。

FTNファイナンシャルのチーフエコノミスト、クリストファ ー・ロー氏は「レイオフはまだ、不安になるほど高水準だ」と述べ、 「これは引き続き失業者増加の要因となる。個人消費の拡大を予想 できるような状況ではない」と続けた。

4週移動平均は48万5500件と、前週の48万8000件から減 少した。失業保険の継続受給者数は8月21日に終了した1週間で 2万3000人減少して446万人。

通常の給付期間(26週)以内に再就職できず緊急失業保険給 付制度(ECU)に移行した受給者とECUも使い切って延長給付 を受給している受給者の合計(季節調整前)は14日に終了した週 で32万人減の544万人だった。