【個別銘柄】伊藤園、Uアロズ、松屋、日電産、ABCマト、サマンサ

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株価変動材料の出た銘柄の終値は以 下の通り。

輸出関連株:トヨタ自動車(7203)が前日比2.1%高の2909円、 東芝(6502)が1%高の388円など堅調。全米不動産業者協会が2日に 発表した7月の中古住宅販売成約指数は前月比5.2%上昇し、ブルーム バーグがまとめたエコノミスト予想の中央値の1%低下を大きく上回っ た。また、全米高級百貨店チェーンのノードストロムの8月の既存店売 上高は6.3%増え、伸び率はアナリスト予想の5.5%増を上回り、過度 の米景気不安が和らいだ。

資源関連株:DOWAホールディングス(5714)が2.2%高の463 円、国際石油開発帝石(1605)が2.5%高の41万500円。米経済統計 結果やメキシコ湾の石油プラットフォーム爆発などで2日のニューヨー ク原油先物は1.5%高となり、銅先物は0.5%高で続伸した。過度の米 景気不安の後退が資源需要につながるとみられた。

エービーシー・マート(2670):3.6%安の2386円。2362円まで 下げ、52週安値を更新した。猛暑の影響で全国的に客数が伸び悩んだ 結果、8月の既存店売上高は前年同月比8.9%減少した。ナショナルブ ランド商品(NB)の販売が低迷しており、収益の下振れを警戒する売 りが優勢となった。

伊藤園(2593):3.9%安の1340円。主力の緑茶飲料が好調に推移 し、5-7月(第1四半期)の連結営業利益は前年同期比46%増の60 億円となった。ただ、足元の猛暑効果がなくなれば消費環境は依然厳し いとし、2011年4月通期計画は前期比6%増の132億円で据え置いた ため、収益の伸び鈍化を警戒した売りが先行した。

松屋(8237):7.2%安の582円。三越伊勢丹ホールディングス (3099)傘下の伊勢丹が松屋と資本業務提携を解消する方針を固めた、 と3日付の日本経済新聞朝刊が報道し、収益などへの悪影響が懸念され た。三越伊勢丹株は0.6%安の927円。同報道について、両社はこの日 午後、発表したものではなく、A・D・O(全日本デパートメントストア ーズ開発機構)を通じての協力関係に何ら変化はないとのリリースを出 した。

日本電産(6594):2.5%安の7400円。発行総額が最大1000億円 の転換社債型新株予約権付社債(CB)を発行する、と2日に発表。一 部アナリストの間でエクイティ調達の可能性は当面低いとの見方も出て いただけに、1株利益の希薄化や潜在的売り圧力の増加懸念から売りが 先行した。

ユナイテッドアローズ(7606):4%安の1012円。2日に予定し ていた8月の月次売上概況(速報)の開示を取り止めた。同社は自社株 の公開買い付け実施期間(8月31日から9月29日)に入っており、株 価変動や買い付けの応募判断に影響を与える事象の発生を抑えるための 自主的な措置として、同期間の各種リリース開示などIR活動を控えて いるという。

ファーストリテイリング(9983):1.2%安の1万1490円で、日経 平均株価のマイナス寄与度1位。8月の国内ユニクロ事業の既存店売上 高は前年同月比9.3%減となった。気温が高く推移したため、秋物商品 の販売が伸び悩んだという。

サマンサタバサジャパンリミテッド(7829):午後に急伸し、12% 高の8万200円で終えた。午後1時前に、10月21日に開業する羽田空 港新国際ターミナルの免税店エリアに出店すると発表。空港販売による 業績貢献が期待された。

テクノアルファ(3089):11%高の13万2000円。昼休み時間帯に 発行済み株式総数(自己株式を除く)の2.64%に当たる300株を上限 とする自社株買いを実施すると発表、株式需給の改善を期待した買いが 集まった。

スタートトゥデイ(3092):12%高の22万5000円。前日までの6 日続落中に13%下落し、その間の東証マザーズ指数のパフォーマンス (1.4%高)との比較で大きく見劣りしていたが、この日は好業績期待 を背景とした見直し買いが膨らんだ。アパレル専門の通信販売サイト 「ZOZOTOWN」を運営する同社は、今期(11年3月期)連結営 業利益を前期比42%増の46億円と過去最高を計画している。

王子製紙(3861):1.8%安の385円。UBS証券は2日付で、投 資判断を「買い」から「中立」に、目標株価を550円から420円に引き 下げた。

古河電気工業(5801):3.5%高の326円。バックライトに発光ダ イオード(LED)を使うLED液晶テレビの反射板事業に参入する。 同反射板を新たに開発し、販売を開始したと、同社が3日発表した。

クレハ(4023):3.1%高の426円。機能製品分野で需要が回復し たとして、4-9月(上期)の連結営業利益予想を13億円から24億円 に85%引き上げた。前年同期比では4.6倍。11年3月期業績予想は据 え置き。景気や為替などの経営環境が現時点で不透明とした。

日揮(1963):1.7%高の1398円。太陽熱発電所開発最大手のスペ インのアベンゴア・ソーラーと組み、スペインで太陽熱発電プロジェク トに参画すると発表、同事業の将来的な収益寄与が期待された。日揮が 3日朝発表した資料によると、同社はアベンゴアと太陽熱発電プロジェ クトを手掛ける新事業会社を設立する計画。アベンゴアが74%、日揮 が26%を出資する予定だ。

ソニー(6758):2.4%高の2485円。映像などのインターネット配 信事業で世界展開に乗り出すと、3日付の日経新聞朝刊が報道。今春米 国で始めたサービスを欧州でも開始、配信対象も映画だけでなく音楽な どに順次広げ、ソフトと幅広い家電製品群を連携させるという。

野田スクリーン(6790):1.1%高の3万6400円。携帯電話、パソ コン、デジタル家電などの生産増加に伴い、同社が手掛けるプリント配 線板加工事業が想定を上回って推移、5-10月(上半期)の連結純利 益は前年同期比5.1%減の1億8600万円となる見通し。前回予想は1 億3800万円で35%の上振れとなる。

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