大型M&Aへの融資意欲再び旺盛に、BHPによる買収提案で-E&Y

豪英系BHPビリトンがカナダの 肥料メーカー、ポタシュに対する400億ドル(約3兆4000億円)規模 の敵対的買収に向け融資を確保したことは、金融機関による大型買収関 連の融資意欲が再び強まったことを意味する可能性があるとの見方を、 大手会計事務所アーンスト・アンド・ヤング(E&Y)が示した。

マイク・エリオット氏率いるE&Yの世界鉱業・金属チームは2日 のリポートで、今回のケースは「借り入れによって大型のM&A(合 併・買収)を行う鉱山業界の能力に重大で予想外の影響を及ぼした可能 性がある」と指摘。「金融機関による大型M&Aに向けた融資意欲が再 び強まっていることを示唆している」との見方を示した。

E&Yによると、世界の鉱山業界のM&A総額は1-6月(上期) に前年同期比で46%増加し406億ドルに達した。BHPによるポタシ ュ買収案を含む未決の案件の総額は1409億ドルとなっている。リポー トによると、石炭や金関連の「大型案件」のリターン(投資収益率)が 最も高く、投資先としてはカナダが選好された。

リポートは「信用市場が緩和され、企業が買収を通じてリターンの 改善を目指すなか、BHPが提示した買収案の規模は、大型案件が再び 増加するとの当社の見方を裏付けるものだ」としている。

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