泉州電株が続伸、半導体製造装置向けFAケーブル好調-業績予想増額

電線商社の泉州電業の株価が一時、 前日比2.4%高の719円と続伸。半導体や液晶などの製造装置に使う電 線需要が想定以上に拡大、今期(2010年10月期)業績予想を増額修正 したことが好感された。

泉州電が1日の取引終了後に公表した業績予想修正によると、本業 のもうけを示す連結営業利益は前年同期比2.6倍の15億3000万円と、 前回予想を13%上回る見通し。中国、韓国、台湾などの半導体・液晶 関連メーカーが設備投資を積極化、FA(ファクトリーオートメーショ ン)用のケーブルなどが想定を上回っているという。

9カ月累計(09年11月-10年7月)の連結営業利益は同2.4倍の 11億2100万円だった。1トン当たり60万円でみていた銅価は国際商 品相場の上昇などで68万1000円(9カ月の期中平均値)に上振れし、 売上高が想定を上回ったという。

同社常務取締役兼執行役員管理本部長の宮石忍氏は、半導体・液晶 関連メーカーの設備投資は今がピークで、「来期は設備投資も減り厳し くなる」とみている。その一方で、需要増加が期待できるのが主力の自 動車の生産ライン向け製品群。「現時点では希望的観測のレベルだが、 このところ低水準で足踏みしていたため、来期に期待したい」と宮石氏 は述べた。

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