ブラジル株:過去3カ月で最大の上昇、米中の製造業指数を好感

1日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が過去3カ月間で最大の上昇率を記録。同国の2大貿 易相手国である中国と米国の予想を上回る製造業活動の拡大を受け、 商品相場が上昇したことが好感された。

商品価格の上昇で、鉄鉱石生産で世界最大手のヴァーレは4.5% 高、世界最大のパルプメーカー、フィブリア・セルロージは6.2%高 となり、資源株の上げを主導した。ブラジル石油公社(ペトロブラス) は3.7%高。同社とブラジル政府が株式と原油権益の交換価格で合意 したと政府当局者が明らかにしたことが好感された。一方、ブラジル 中央銀行が政策金利を据え置くとの観測から、シレラ・ブラジル・レ アルティなどを中心に住宅建設株も値上がり。時価総額で国内2位の 銀行、ブラデスコ銀行は、UBSが同社株の買いを勧めたことを材料 に買われた。

ボベスパ指数は前日比3%高の67072.53と、5月27日以来最 大の上昇率。同指数構成銘柄のうち値上がりは63銘柄、値下がりは 5銘柄。通貨レアルは0.6%高の1ドル=1.7454レアル。

レメ・インベスチメントスの運用担当者ジョアン・ペドロ・ブル ガー氏は「中国の統計はブラジルにとって本当にポジティブだ」と指 摘。「これで、商品関連企業に幾分の安心感をもたらす。ヴァーレ株が 反応している」と述べた。

中国物流購買連合会がこの日発表した8月の製造業購買担当者指 数(PMI)は51.7と、前月の51.2から上昇し、市場予想も上回 った。また、米供給管理協会(ISM)によると、同月の米製造業景 況指数は56.3と、予想に反して前月の55.5から上昇。これらを受 けて、ニューヨークとロンドンの銅相場は大幅上昇となった。

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