米民間雇用者数:8月は1万人減、1月以来のマイナス

給与明細書作成代行会社のオー トマティック・データ・プロセッシング(ADP)エンプロイヤー・ サービシズによると、8月の米民間部門雇用者は市場予想に反して 前月比で減少した。マイナスは1月以来7カ月ぶり。

ADPが発表した給与名簿に基づく集計調査によると、8月の 米民間部門の雇用者数は前月比で1万人減少した。ブルームバーグ がまとめたエコノミストの予想中央値は1万5000人の増加だった。

ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想によると、3日に 発表される米労働省の8月の雇用統計では、非農業部門の民間雇用 者数は4万2000人の増加、失業率は9.6%への上昇が見込まれて いる。

スタンダードチャータード銀行のエコノミスト、デービッド・ シーメンス氏(ニューヨーク在勤)は、「労働市場は本当に危機に ひんしている。企業は非常に慎重になっている」と述べ、この日の 統計内容は「今週発表される米労働省の雇用統計の予想を押し下げ るだろう。景気回復の安定性が低下しつつある。」と続けた。

業種別では、製造業や建設を含む財生産部門の雇用者が4万人 減少。製造業部門で6000人減少した。製造業はこれで2カ月連続 マイナス。

建設部門は前月比3万3000 人減少と、前月の2万人減からマ イナス幅が拡大した。建設業の雇用者数は2007年1月以降、前月 比でプラスを記録したことは一度もない。サービス部門は3万人増 と、前月の6万7000人増から伸びが半減した。

従業員500人以上の大企業の雇用者数は前月比1000人増と ほぼ横ばい。前月は4000人の減少だった。

中堅・小企業で雇用純減に転じる

従業員50-499 人の中堅企業は5000人減(前月2万1000 人増)と、7カ月ぶりのマイナスを記録した。同49人以下の小企 業は6000人減少(前月2万人増加)した。小企業で雇用が純減を 記録したのは6カ月ぶり。

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