日銀:「順調な滑り出し」-成長基盤強化向け初回貸し出し

日本銀行は1日夕、「成長基盤強化 を支援するための資金供給」の1回目として、6日に47金融機関に対 して総額4625億円の貸し付けを行うことについて「多くの金融機関の 積極的な参加を得て、本資金供給は順調な滑り出しをみせた」とする リポートを公表した。

同資金供給は、日銀が成長分野への投資を促進するために、政策 金利(0.1%)で原則1年、乗り換えにより最長4年、資金を貸し出す 制度。日銀は貸付先の個別行名は公表していないが、「大手行、地域銀 行、信用金庫など、幅広い業態にわたっており、地域という点でも広 がりがみられる」としている。

1回目の貸し出しのベースとなった4-6月の金融機関の貸出実 績によると、最も金額が多かったのは環境・エネルギー事業で、50金 融機関による1124億円。次いで日銀が成長分野として挙げた18分野 以外の「その他」で、12金融機関による975億円。日銀はこの「その 他」について、どのような分野だったか明らかにしていない。