小沢氏出馬で財政拡大が懸念、日本ソブリンが上昇-CDS取引

1日のクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場では、iTraxx日本指数が小幅に低 下したものの、日本ソブリンは2週間ぶりに70bp台まで上昇した。

複数のトレーダーによると、日本の投資適格級発行体で構成 するマークイットiTraxx日本指数は114.5、113ベーシスポ イント(1bp=0.01%)で取引された。CMA提供の8月31日のニ ューヨーク終値(113.5bp)と比較して、0.5bpの低下だった。

日本ソブリンの5年物が3.6bp上昇して73bpだった。70bp を超えたのは8月16日以来12営業日ぶり。また、同4年物は1.8bp 上昇して54bpで取引が確認された。民主党の代表選に小沢一郎前 幹事長が出馬したことを受けて財政拡大懸念が高まり、超長期債 を中心に売りが優勢となる中、CDS市場でも買いが優勢となっ た。

ほかに個別銘柄では、日産自動車が105bp、104bpで取引され て、0.9bpの上昇だった。川崎重工業は9.2bp上昇して125bp(前 日の東京での取引も125bp)で取引された。

三井住友銀行のドル建てシニア債が69bp、三菱東京UFJ銀 行のドル建てシニア債は69.5bpで取引が確認されている。東京海 上日動火災保険は61bpで横ばいだった。