ロシアに赴任の駐在員が財政的に最も豊か、欧州は下位-HSBC調査

国外で働く専門職のうち、ロシア と中東への赴任者が財政的に最も豊かである一方、欧州在住者が受ける 恩恵は最も小さいことが、英HSBCホールディングスの調査で明らか になった。

個人的な財政状況という点から見て国外赴任者にとって最良の地 は、調査対象となった25カ国のうちロシアで、サウジアラビア、バー レーンが続く。HSBCは自国に居住していない4127人を対象とした 調査の結果を1日に発表した。下位6カ国は欧州の国々が占めた。

調査を委託したHSBCバンク・インターナショナルの顧客関連担 当責任者、リサ・ウッド氏は文書で「2009年以降、英国や欧州圏を苦 しめている景気変動が駐在員の財政状況に大きな影響を及ぼしているの は明らかだ」と指摘。「当然ながら、これらの国々に住む多くの駐在員 が積極的に帰国を目指している」との見方を示した。

HSBCによると、ロシア在住で年収が25万ドル(約2100万円) 以上の駐在員の割合は今年36%と、昨年の30%から増えた。この割合 はシンガポールが32%、バミューダが27%で、世界の平均は13%だ った。

調査で下位となったのはオランダやドイツ、フランス、スペイン、 ベルギー、英国。スペインでは年収6万ドル以下の駐在員の割合が約 62%、フランスやオランダ、ドイツでは約50%を占めた。

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