デンマークとスウェーデンがバーゼル新規制に抵抗-市場崩壊を懸念

デンマークとスウェーデンの金融監 督当局は、国際決済銀行(BIS)バーゼル銀行監督委員会が示した 信用危機後における資本規制案について、金融機関に住宅ローン関連 証券の保有圧縮を強いることで、市場を崩壊させる恐れがあると抵抗 している。

銀行の資本拡充を目指す新たな規制は、金融機関が保有できる民 間債務の規模や証券の評価基準を規定するものだ。デンマークの4500 億ドル(約38兆円)規模のカバードボンド(資産担保付き証券)市場 と、スウェーデンの2200億ドル規模の市場は、国債市場と比較した規 模が災いすると両国の監督当局者は主張している。

今回の規制案は、高格付けのソブリン債を最も価値の高い債券と みなし、カバードボンドを含む「レベル2」の債券の保有を流動性資 産の4割に制限することを義務付ける内容だ。また、レベル2の資産 について市場価格の85%の評価を提案している。デンマークの住宅ロ ーン関連証券の3割強は国内の銀行が保有している。

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