GSユアサ株が急反発、アジアとリチウム電池の成長期待

自動車用電池を手掛けるジーエス・ ユアサ コーポレーション株が急反発。アジアトップシェアの鉛蓄電 池の収益拡大に加え、大型リチウムイオン電池の量産工場の操業開始 で新たな成長ステージに入るとし、一部アナリストが強気の投資判断 を示した。株価は前日比8.5%高の537円まで上げ、2月12日(10%) 以来の上昇率を記録した。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券は8月31日付で、GSユア サの投資判断を新規に「1(強いアウトパフォーム)」に設定、目標株 価は1000円とした。目標株価は、今期(2011年3月期)の同証券予 想PCFR(株価キャッシュフロー倍率)約20倍で算出したという。

同証の長谷川義人シニアアナリストは、「GSユアサ発足以来の合 理化効果による鉛蓄電池事業の収益改善と、アジア市場拡大の恩恵を 享受し得る立ち位置の良さとともに、車載用にとどまらないリチウム イオン電池の成長性を市場が評価し始める」と、投資家向けリポート で指摘。リチウム電池については、「産業用途拡大のボトルネックであ る生産能力の制約は12年の栗東工場の操業開始で解消する」との見方 を示した。

同証による今期の1株利益予想は、会社計画の19円40銭に対し 19円90銭。来期は33円30銭、再来期は40円20銭への拡大を見込 んでいる。

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