菱洋エレ株が急反発、半導体出荷好調で上期利益上振れ-自社株買いも

半導体商社大手の菱洋エレクトロの 株価が一時、前日比3.5%高の789円と急反発。パソコンや産業機器向 けの半導体の出荷が回復、上半期(2-7月)営業利益が事前の会社予 想を上回ったことが好感された。自社株買いも表明し、株式需給の改善 も期待された。

同社が8月31日に発表した上半期決算によると、本業のもうけを 示す連結営業損益は6億3600万円の黒字と、前年同期の2億5600万円 の赤字から好転した。主力の各種半導体が好調に推移したほか、モニタ ーやプロジェクターなどのシステム情報機器や、事務機器向け密着イメ ージセンサーや通信機器向け液晶モジュールも堅調だった。

上半期の上振れを受けて、会社側は通期(2011年1月期)の連結 営業利益予想を従来の10億円から11億円に10%増額修正した。一方、 持ち分法適用会社だったユニダックをグループ外に売却したため、営業 外収益の減少や売却損などを考慮、純利益予想は13億5000万円から 10億円に26%減額修正した。

自社株買いは、発行済み株式総数の3.6%に当たる100万株、10億 円を上限に、1日から11年1月31日まで行う。