米MBA住宅ローン申請指数、5週連続で上昇-8月27日終了週

全米抵当貸付銀行協会(MBA) の住宅ローン申請指数は先週、5週連続で上昇した。ローン金利が過 去最低を更新したことで、借り換えが増加した。

8月27日終了週の申請指数は前週比2.7%上昇。借り換え指数 は同2.8%の上昇となり、2009年5月以来の高水準を付けた。また 購入指数も同1.8%上昇した。

金利の低下は毎月の返済負担を軽減するための借り換えを促進し ているものの、最大8000ドル(約67万5000円)の税額控除が終 了してからの需要低迷に歯止めをかけるには至っていない。雇用機会 の不足や差し押さえ件数の増大を考慮すると、住宅市場の持続的な回 復には数年かかる可能性がある。

キャピタル・エコノミクスの米国担当シニアエコノミスト、ポー ル・アッシュワース氏は統計発表前の段階で、「長期金利の一段の低 下がローン借り換えの新たな増加につながってきた」と指摘。その上 で、住宅の販売・着工件数の統計は「住宅市場が再び落ち込みつつあ ることを示唆している」と説明した。

30年固定金利型住宅ローン金利の平均は4.43%に低下し、 1990年以来で最低の水準となった。前週は4.55%だった。15年物 固定金利型も3.88%(前週3.91%)に下がったが、1年物変動金利 型は6.95%(前週6.84%)に上昇した。

申請件数全体に占める借り換えの割合は82.9%と、09年1月以 来で最大。前週は82.4%だった。